ふと思ったことなどを寝言みたいに書いてます・・・
| ＮＨＫ教育テレビでは，第５日曜日に「思いでのシンフォニー」と題して貴重な名演奏の映像を放映しており，一昨年の１１月２３日にはベーム指揮ウィーンフィルの１９７７年の来日公演でのベートーヴェンの田園交響曲が放映されていました。 この際の録音は，同時に演奏された運命交響曲と「レオノーレ」序曲第３番とのカップリングでＡＬＴＵＳから２枚組ＣＤで発売されていましたが，明日の３月３０日の「思い出のシンフォニー」で，この運命交響曲と「レオノーレ」序曲第３番が放映されます。以下にＮＨＫのＨＰの番組案内をカット・アンド・ペーストいたしますが，どうぞお見逃しなく！ |
３月３０日（日） 午後９時〜１０時 思い出のシンフォニー − カール・ベームの“運命” − 今回の「思い出のシンフォニー」は、ＮＨＫが記録し保管してきた貴重なアーカイブスの映像から、1950年代〜80年代にかけて日本を訪れた外来オーケストラの演奏会の模様を1時間にわたってたっぷりと放送するもので、この中から19世紀生まれの最後の巨匠・カール・ベームが指揮したウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の1977年来日公演から、ベートーベンの名曲・交響曲第5番をお聴きいただく。1894年、オーストリアのグラーツに生まれ、若いころからさまざまな歌劇場で研鑽を積んだカール・ベームは、ドイツ・オーストリア音楽の伝統を真に受け継いだ巨匠として、今なお日本でも絶大な人気を誇るマエストロ。そのベームが指揮するウィーン・フィルの「運命」は、まさにファン垂涎の音楽映像である。 晩年になって愛する日本を度々訪れたベーム。リハーサルでは気心知れたウィーン・フィル相手にも大変厳しい練習を要求していたが、ステージを離れれば実直で素朴な人柄で多くの人々を魅了した指揮者である。 [曲 目] |
2003.3.29
| ここのところ，２０世紀最大のピアニストであった「魔神」ホロヴィッツのライヴ録音ＣＤの発売が相次いでいて，米LIVE
SUPREMEというレーベルからは，１９８６年５月１８日のベルリンでのライヴと，１９８７年６月２１日のハンブルクでのライヴ録音が発売されましたし，LIVING
STAGEからは１９６９年１０月２６日のボストンライヴ録音が発売されました。 さらに今度は本家ＲＣＡから，１９７５年９月１６日のカーネギーホールでのライヴ録音が発売予告されています。ここにきての怒濤の発売は嬉しい驚きですが，これも大変楽しみなリリースですね。
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2003.3.28
かつてＦＭ東京が放送していた，ＴＤＫオリジナルコンサートの貴重なライヴ録音をリリースしている，TDK
ORIGINAL CONCERT SERECTIONの次回新譜として，渡辺暁雄指揮のシベリウスが発売予告されています。
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2003.3.25
| 自らのオンラインショップにおいて，継続的に特定アイテムの期間限定激安をしている米Music&Artsでは，今度はシューリヒトの未発表放送録音が採り上げられています。 このＣＤは，通常価格でも４枚組＄４４.８５と割安なのですが，これがさらに６割引の＄１７.９０で販売されています。私はすでにこのＣＤは入手済みで，この激安は無念な気もしないではありませんが，いずれにせよ，大変なお買い得なので，興味がおありでしたら，この機会を逃さずに入手されてはいかがでしょうか。３月３１日までの期間限定激安販売です。
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2003.3.23
発売点数が１００点を超えてもなお快調なリリースが続く，ＢＢＣレジェンドの新譜は，前回の発売も興味深いものばかりでしたが，次回新譜もこれまでに劣らず，どれも聴き逃せない貴重な録音揃いです。これらも発売が楽しみですが，それにしてもＢＢＣの音源の泉はまさに尽きることがないかのようですね。
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2003.3.22
２０世紀を代表する巨匠指揮者であったオットー・クレンペラー（Otto Klemperer,1885-1973）はＥＭＩを中心に膨大なレコーディングを残しましたし，ライヴ録音も積極的に発掘されているところですが，貴重な録音を復刻リリースしている英テスタメントが，今度はクレンペラーがベルリンフィルを指揮した未発表ライヴ録音を発見し，ＣＤリリースするというのです。さらにハーサル付きというのも興味深いところです。これは楽しみなリリースではないでしょうか。
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2003.3.21
| ドイツ・グラモフォンの新譜で "KARAJAN-THE COLLECTION" と題したシリーズが，作曲家毎の２枚組のＣＤが全部で１０点発売になり，前１０点を収めたボックスセットも発売になっています。 これまでにもカラヤンの録音は何度も繰り返し発売されてきており，今さら新規性もないというのが正直なところですが，その中に１点だけ，これまで存在すら知られていなかった世界初出の録音が含まれているのです。
「調和の幻想」４曲の収録時間は合計で４０分ほどであり，このために２枚組ＣＤを購入するのは効率が悪い気もしますが，私の好きな作品でもあり，気になっていたところで，本日，ＣＤの買い出しに赴いたところ，タワーレコード仙台店，ＨＭＶ仙台店のいずれの店頭にも並んでいたので，さっそく入手してきました。価格は税抜き１,８９０円でした。 このＣＤを入手できたことも嬉しかったのですが，こうなると，ほかにもカラヤンの未発表スタジオ録音が残されているのではないかと期待してしまいますし，ぜひそうなってほしいものですね。 |
2003.3.16
| オズヴァルド・カバスタという（Oswald Kabasta,1896-1946）というオーストリアの指揮者をご存じでしょうか。カバスタはブルックナーの交響曲の校訂でも知られるフェルディナント・レーヴェ（Ferdinand
Löwe,1865-1925）の弟子で，１９３０年代から指揮者として頭角を現し，１９３８年からはミュンヘンフィルの首席指揮者として活躍していたのですが，戦後，自分自身とは無関係なところでナチスとの関係を問題にされ，それを苦に自殺してしまいました。 カバスタの録音はミュンヘンフィルを指揮してＥＭＩ（エレクトローラ）にブルックナーの交響曲第７番を録音していたのが広く知られていますが，ドイツ帝国放送による録音もいくつか遺されていて，これまで何度もＣＤが発売されていましたが，特に仏ＬＹＳではカバスタの録音を集大成し，６枚組のＣＤを発売していました。 そのほかでは，米Music&Artsが，２０００年末か２００１年初頭に戦時中の放送録音を収録した２枚組ＣＤを発売しており，同レーベルの直販価格は＄２９.８０なのですが，それが３月１４日までの期間限定で半額の＄１４.９０で売られています。
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2003.3.9
驚異的な高音質復刻ＣＤをリリースし続けているオーパス蔵の次回新譜は，ついにカザルスのバッハ無伴奏という大物が登場します。
いつものことながら，ＯＰＵＳ蔵の音質は従来の復刻ＣＤとは別次元の高音質だということであり，さらに今回は，解説書の執筆を担当しているのが，日本が世界に誇るガンバとチェロ奏者の鈴木秀美氏なんだそうで，これまた大変楽しみなリリースといえるのではないでしょうか。 |
2003.3.8
| 相変わらず活発なリリースが続いているフランスのＴＡＨＲＡレーベルの新譜で，今度はチェリビダッケ指揮の２枚組が発売予告されています。 収録内容を見るといずれも初出のようですし（「アナクレオン」序曲の１９４９年３月７日の録音がAUDIOPHILE CLASSICSから発売されているのみ。），ハンブルク北ドイツ放送響との演奏は，病に倒れたハンス・シュミット＝イッセルシュテットの代役として指揮をした演奏会だということです。ルッジェーロ・リッチとの協演というのも興味深いですし，これも楽しみなリリースではないでしょうか。
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2003.3.5
| マルタ・アルゲリッチは，近年は目覚ましいとまではいえないにせよ，コンスタントに演奏活動を展開しているのですが，ＣＤの制作となると，ＥＭＩからピアソラの作品集が発売されると予告されたり，グラモフォンからはブラームスのピアノ四重奏曲ほかが発売されると予告されたりしているものの，いずれも発売延期となり，未だに発売の目処が立っていない状況です。 そんな中で今度は，昨年６月にスイスのルガノ音楽祭において開催された「第１回マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」でのライヴ録音がＥＭＩから発売予告されました。これらはアルゲリッチが目をかけている若手アーチストとの協演で，フレッシュな演奏が期待できそうです。今度こそ無事に発売に漕ぎ着けてほしいですね。
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2003.3.2
| パリを本拠地とするコンセール・コロンヌは，ＳＰ録音の時代からピエルネやポール・パレーなどによる録音が数多く残されており，ＣＤで聴くことのできる録音も少なくないのですが，創立者であるアドゥアール・コロンヌ(1838-1910)も１９０６年に録音を行っており，一昨年に仏ＴＡＨＲＡからＣＤ化の予告がされていました。 しかしながら，これはＣＤとして発売には至らなかったようで，それがいかなる理由によるものなのかもわかりませんでしたが，個人的には大変楽しみにしていたＣＤだったので，発売が頓挫してしまったことは大変残念に思っていました。 それが最近になって，再び発売予告がされるようになったようです。私もこれらの収録内容を聴くのは大変楽しみにしているので，今度こそ，無事発売に漕ぎ着けてほしいですね。
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2003.3.1
